医院コラム

コロナ禍における歯科受診について

新型コロナウイルス感染拡大を受けての緊急事態宣言が解除され、徐々に経済が動き始めています。印西牧の原駅周辺の人出も以前と変わらない感じになってきました。しかし、緊急事態が解けただけで安全宣言が出たわけではないためか、近くの飲食店やショッピングセンターではコロナ前の賑わいはまだ戻っていないようです。そして現在第3波による感染拡大が懸念されております。

さて、歯科医院への受診状況はどうでしょうか。日本歯科医師会の発表によると、全国的には昨年と今年の4月の1カ月間での歯科受診件数の比較で、今年は約2割の方が受診を控えたという結果が出ています。鈴木歯科クリニックでは緊急事態宣言を受けて、当院から自主的に患者さんの受診を制限しましたが、おかげさまで、今では以前通りに皆様に受診にいらしていただいています。


しかし、印西市に隣接する東京都の落ち込みは大きく、対前年比35%の方が受診を控えました。その理由として、多くのオフィス街を抱える東京都ではテレワークに切り替えた会社も多く、勤務先周辺のかかりつけの歯科医院に行けない方が多いこと、そして『歯科医院は感染リスクが高い』というマスコミ報道があり、これを誤解した多くの人がいまだに歯科受診から遠ざかっていることが挙げられます。

マスコミが言う『感染リスクが高い』という指摘は、万一新型コロナウイルス感染者が歯科医院を受診した時に歯科医師や歯科衛生士などのスタッフに感染する危険性を指したものです。つまり、患者さんではなくスタッフの危険性を指摘したものなのです。ところがマスメディアの情報を多くの人が間違って解釈し、「歯科医院の機材や密な環境が感染を起こしやすい」として歯科受診を控えてしまったようです。

しかし実際のところ多くの歯科医院では、コロナ以前から、マスク、ゴーグル、手袋の使用などをスタンダードプリコーション(標準的予防策)として徹底してきました。鈴木歯科クリニックでは、さらに診療毎に診療ユニットをアルコールにより清拭し、タービン等の口内に入る切削器具を一人ひとり交換してきました。そもそも当院は医療機関用空気浄化装置を設置、高いパーテーションで区切られた診療室と個室タイプですから、飛沫感染のリスクも低く、感染症対策という点では元から高水準の基準を設け実施してきました。今回の新型コロナウイルス感染対策として、それに加えてスタッフと患者さんの検温実施や待合室での“3密”の回避など、より慎重にさせていただきました。

その甲斐あって、鈴木歯科クリニックでは11月11日現在、歯科治療を通じて新型コロナウイルスへ感染した患者さんやスタッフは1人もでておりません。コロナ禍に端を発する歯科受診を控えることで、口の健康の悪化だけでなく、その先にある全身の健康の悪化が心配されます。鈴木歯科クリニックでははもちろんですが、多くの歯科医院でも適切な感染予防対策をしています。皆様は安心して歯科医院へ行きましょう。定期的に歯科メインテナンスを受けて、お口の健康だけではなく、インフルエンザ、誤嚥性肺炎、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病などの予防に努めましょう。

コロナ禍三種の神器?

三種の神器とは「鏡」「玉」「剣」の三種を言い、皇位を保証する物として代々の天皇が継承してきている宝物です。正式には、「八咫鏡」(やたのかがみ)「草薙の剣」(くさなぎのつるぎ)「八坂瓊曲玉」(やさかにのまがたま)になります。

戦後にはテレビと冷蔵庫、洗濯機が三種の神器と呼ばれたことがありました。

その後、デジタル家電のデジタルカメラ、DVDレコーダー、薄型テレビはデジタル三種の神器と呼ばれました。

優れた道具や製品などが三種あると「三種の神器」と呼ぶなど、一般に広く使われる言葉であります。

それでは現在のコロナ禍における対面業務においては、飛沫防止のアクリル板新型コロナウイルスを不活化させるアルコール消毒液水際対策としての非接触型体温計などがコロナ禍三種の神器といったところになるでしょうか。

皆さまのご協力に感謝します。

飛沫防止のアクリル板

非接触型体温計

自動手指消毒器

排煙窓?換気をしよう

排煙窓とは、万が一の火災の際に生じる有害な煙を外へ排出し、建物内の安全を確保し、人命を守るための窓のことです。これは通常の室内換気の窓としても利用できます。
排煙窓なんて今まであまり開けませんでしたが、最近は常時開けております。

マイクロスコープの扉の向こう

先日、東京で行われた「マイクロスコープ扉の向こう2019 ~ここまできた!基礎から応用まで マイクロスコープ治療を極める~」という講演会に参加してきました。4名の著名な先生方が「歯内療法」「審美修復治療」に関して素晴らしい講演をされました。現在の私の臨床では、マイクロスコープを使用しない日はなく必要不可欠なものであります。これからも、マイクロスコープを使用して精度の高い治療を行っていこうと強く感じた講演会でした。