医院コラム

日本歯周病学会指導医取得

平成30年10月26日27日に開催されました第61回秋季日本歯周病学会学術大会にて指導医の合格発表がありまして、無事合格致しました。非常に嬉しく思っています。

歯周病学会は、認定医、専門医とあり、その上に指導者的立場として指導医というものがあります。指導医を習得することで、当医院において歯周病専門医を育てることができるようになります。歯周病の治療を高い技術で実践するドクターが一人でも多くなることは、多くの患者さんにとって非常に有益なことであると思っておりますし、地域医療のみでなく日本の歯科医療の発展に少しでも寄与できればと考えています。

今後とも宜しくお願いします。

日本歯周病学会認定歯科衛生士

当クリニックの歯科衛生士が日本歯周病学会の認定歯科衛生士の試験に合格しました。

日本歯周病学会認定歯科衛生士とは、特定非営利活動法人 日本歯周病学会が認定する専門資格の一つです。日本における口腔領域の2大疾患は、う蝕と歯周病であります。う蝕は国民公衆衛生の向上、歯学の発展により減少傾向にありますが、歯周病は増加の傾向にあります。このような状況下において、厚生労働省は歯周疾患の治療は高度な専門知識を必要とし、その歯科医療をサポートする歯科衛生士も専門知識と技術が必要であるため、本資格が施行されました。

この専門資格が発足したのは平成17年のことで、平成30年1月時点で1,061名(千葉県では59人)の日本歯周病学会認定歯科衛生士が誕生しています。現役の就労歯科衛生士が全国で12万人になりますので、認定衛生士はわずか1%未満ということになります。

この日本歯周病学会認定歯科衛生士は、いわば歯周病を専門とする歯科衛生士のスペシャリスト的な立ち位置であり、成人の8割が歯周病に羅患しているといわれる日本において、歯周病への的確かつ効率的な対応を行い、国民の健康管理に貢献する歯科衛生士になります。
歯周病専門医と認定歯科衛生士が共に治療とメインテナンスを行うことでより良い歯周病治療が可能となります。

美容院に通うようにPMTCしませんか

ムシ歯予防で歯科医院ができる一番の方法がPMTC、と最近では予防歯科では良く言われるようになりました。

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そして北欧の予防歯科先進国では、PMTCは、皆さんが美容院や床屋さんへ行くように日常生活に溶け込んでいます。それほどPMTCは予防に効果的な上、快適な予防方法なのです。PMTCは、本来はお口の中でバラバラに生存している細菌が、手を取り合い塊となって生活しているバイオフィルムを破壊することができる、唯一の方法です。バイオフィルムはものすごく強固なため、歯磨きはもちろん歯石除去の時でも確実に壊すことができないのです。PMTCはそんな頑固なバイオフィルムを気持ち良く落とすことができます。むし歯や歯周病の予防になり、歯の色も本来の色に戻してくれます。

PMTCは予防効果が高いだけではなく、なぜ「気持ち良い」のでしょうか。

そのれは、当院で使用する器具にあります。PMTCで使用する器具はほとんどがゴム製です。歯と歯の間、歯の表面、歯と歯の噛み合わせの面も、歯科衛生士がゴムのチップと樹脂製ブラシで丁寧に落としていくからです。

PMTCは最初に歯に付着している汚れを染め出すことから始めます。この時、皆様にも一緒に鏡を見ていただくことで、ご自分の歯磨きの得意なところ、苦手なところがご理解いただけるようになります。次にゴムのチップと樹脂ブラシで歯の汚れを丁寧に落としていきます。少し振動はありますが、歯を削る時の「キィーン」といった頭の先まで響く音はありませんので、金属音が苦手な方もご安心ください。歯の表面、咬み合わせ部分、歯と歯の間までしっかり磨いたら、次に歯茎のポケットも洗浄します。そして最後にフッ素を塗り、仕上げになります。

予防歯科は快適です

予防歯科は、むし歯治療とは違います。1番の違いは「歯を削らない」ということ。歯科医院で歯を削られるのが大好き!という方は、おそらくいないと思います。だからこそ「削らない治療」を求めて歯科医院を探している方が多いのです。治療方法も、できるだけ削らない技術は多々ありますが、「削らない治療」をするための一番は、「むし歯や歯周病にならない」ことです。「そんなことわかってる」という声が今にも聞こえてきそうですね。たしかに、それが一番良いのはわかっているけれど、一番難しい方法に感じてしまうかもしれません。

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むし歯や歯周病にならならない定期検診が大事なのはわかっているけれど、歯科医院の「あの音が・・・」「あの匂いが・・・」そもそも歯科医院の雰囲気が嫌いという方は、残念ですがとても多いのが現実です。そこで、鈴木歯科クリニックでは、“気軽に"“気持ち良く"“美しく"予防をしてくれる方が、お子様からご年配の方までたくさん増えてくれれば、と思い歯科衛生士が皆様に対応させていただきます。

予防歯科と聞いて、1番最初に何を思いつくでしょうか?「歯みがきを奨励して、歯科医院ではクリーニングをしてくれること」正解です。しかしそれだけではありません。なぜあなたのお口の中でむし歯ができてしまったのでしょうか?なぜあなたのお口の中で歯周病が進んでしまったのでしょうか?お口の中のむし歯菌、歯周病菌たちがプラーク(食べものの残りカスが歯の表面につき細菌が繁殖したもので、白くねばねばしています)やバイオフィルム(細菌が集合してできた巣窟で表面が膜になっている)、歯石を作って繁殖し、病気を引き起こしたからです。その他にも、お口の中の環境がどうなっているのか、ストレスやお薬によっても、むし歯や歯周病になる原因は変わってきます。むし歯や歯周病は菌による感染症ということ、感染リスクは人それぞれ違うことを知っていただくことが、予防歯科のスタートです。

「歯磨きしていてもむし歯になった」「歯磨きしなくてもむし歯にならない」よくこんな会話を聞くことがあります。どうやら歯磨きの回数だけがムシ歯の原因ではなさそうですね。お口の中の病気の本当の原因は、むし歯菌と歯周病菌なのです。いくら歯磨きしても歯ブラシでは菌は取れませんよね。それでは、なぜむし歯・歯周病予防に歯磨きが必要なのでしょうか。少し専門的になりますが、歯磨きでプラークは半分ぐらい落とすことができますが、バイオフィルムを落とす事はできないのです。それでも唾液が正常ならむし歯も予防できますが、バイオフィルムになってしまうと、膜に邪魔されて唾液の効果が発揮できません。このようにむし歯や歯周病について詳しくなることで、お口の中を効果的健康にして、さらにキレイに若々しくなることができます。