メインテナンスの国際規格

これからの生涯のために歯のメインテナンスを

日本では平均寿命が延伸して、世界的な長寿国となりましたが“健康寿命”はどうでしょうか。健康寿命とは、誰かの介護などを受けない状態で、自立して生活ができる生存期間のことです。

実際、健康寿命として考えると寿命から10年は差し引かなければならないと言われています。さらにお口の状態に着目してみると、80歳になって残っている歯の本数は、10本前後、これに対して欧米では20本程度が残っているというデータがあります。

この差は医療技術の差ではなく定期検診(メインテナンス)受診率の違いといわれています。健康に噛めるかどうかということは、全身の健康にも大きく関わってきます。

当院では、痛くなってから、手遅れになってから歯を削ったり抜歯したりするというのではなく、今こそ「予防管理型歯科医療」が求められていると考えています。