誰でも歯周病になりますか?

はい。日本を含めた世界各国で調査を行ったところによると、どこの国でも8~9割の人が、歯周病にかかっていることが分かっています。2001年には、ギネスブックに「全世界で最も蔓延している病気は歯周病である。地球上を見渡しても、この病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない」と記載されております。つまり残りの1~2割の人を除いて、誰でも歯周病になると考えたほうが良いでしょう。

ただし、歯周病の原因であるプラーク(歯垢)、歯石を日頃のブラッシングや定期的な歯科でのメインテナンスにて除去することで、予防することも可能な病気です。予防が難しい歯周病もありますが、遺伝的な要因など非常に特殊な場合になります。